NETSEAでの仕入れで注意すること

中華系サプライヤーには注意

これは購入の際の商品画像。

きれいなモデルさんがつけている流行りのKF94(韓国)マスクですね。

これは実際に届いた商品の現物。

箱を開けたとき、イカの背骨が届いたのかと思いました。

まず、ゴミ以前にこの梱包はあり得ません。
個包装が当たり前の今、日本国内でこの状態のマスクを見たことがありません。
これはエンドユーザー向けというより箱入れ前の工場向け商品です。
それならそう書いてくれないと、モデルさんの画像でこれがこの板状で届くと誰が予想するでしょうか?

問題商品が届いた場合の対処法

まずは、写真を撮ります。
NETSEAにも報告する必要があるため、何よりも証拠となる写真が必要です。
写真を撮影してから、問題点を当該サプライヤーに連絡します。(すみやかに)
到着後時間が経つと対応しない場合がほとんどなので、できれば当日中に連絡します。

また、一般的なネットショッピングにも言えることですが中身を確認するまではパッケージを処分しないことです。
来た状態のまま返品します。

NETSEAに多数存在する中華サプライヤー

サプライヤー名や、会社概要から中国系サプライヤーであることは予想がついていましたが、こんなものが平然と送られてくるとは、ちょっと想定外でした。
問題なのは、パック包装であることをどこにも表示していないことです。

そもそも、中国から輸入するとこういうことが起こるから、割高でもNETSEAを通したのに、まったく意味がありませんでした。


このサプライヤーは在庫を持たずに輸入業者を通して中国から直接ユーザーに送り付けるやり方です。
自分の目でどんな商品なのかを確認する作業はしていません。

今やNETSEAも1688も、下方の怪しさという点では大差ありません。
「写真と違うものが届く」危険性をはらんでいるので、購入前には注意が必要です。
今回は自分宛だったので、クレームにならずに済んだだけマシです。

ちなみに、これはサプライヤーに連絡をし、顛末をNETSEAに報告して全額返金してもらいました。
一時はこれをどうやって売ろうと頭を抱えました・・・。

結果オーライですね。
勉強になりました。

問題商品を掴まないための予防線(箋)

商品画像検索でレビューを検索

仕入れを検討するさいに一番にやるべきことなのですが、他のショップで売れていてレビューがついていないかを調べます。

思っている以上に、すでに国内のネットストアで売られていて、どんな商品だったかをレビューされている場合が多いので、判断材料になります。

エンドユーザーが投稿するレビューは売る側の「ええとこだけ」と違い、事実を写真付きで教えてくれるので、私はこれで何点も仕入れるのを断念しました。

少し売れ始めるとついつい調子に乗って「あれも、これも」となりがちですが、このころが一番危険だと思います。
売りたい!売れるかも!と高ぶる気持ちはちょっと横に置いておいて、どんなに手間でも必ず下調べを入念に行います。
利益を出そうと思うなら未然に不良在庫を抱えるリスクを回避する努力は怠ってはいけません。

出荷までの日数を確認

今回のマスクを例にすると、まず商品がいつ発送されるのかは必ず確認事項です。
ほとんどの中華サプライヤーは「入金確認後5~7日で発送」という書き方をしています。

当然ですが、日本国内に在庫があるもので出荷に7日もかかるなどはまずあり得ません。

「入金確認後5~7日で中国を発送」と思って間違いないです。
そして、中国から直接送られてくるものは、検品が甘く包装状態が良くないです。

ですので、出荷までの日数が長い時点で、お客様直送として仕入れるのは避けるに限ります。

梱包、包装状態を確認

梱包については触れていない場合は高確率で「無包装」です。
いくら安く仕入れたとしても、こちらで包装材を調達していたのではコストがかさみ、単価が上がって利益がなくなってしまいます。
メール問い合わせへのレスポンスを見るためにも、梱包や包装がどうなっているのか仕入れるまえに確認します。
返事がない(もってのほか)、または遅い、日本語が通じない場合は取引を避けた方が無難かもしれません。

国内サプライヤーでも「品切れ」に注意

国内のサプライヤーなら安心かというと、そうでない場合もあります。

一番多いのが、突然の品切れです。
すぐ入荷する場合もありますが、数か月先の場合もあります。

発注が通ったのに、受注後キャンセルもたまにあります。

なぜ品切れが怖いかというと、ヤフー側は受注しているためキャンセルになるからです。

キャンセル率はストアのペナルティ項目です。
できればキャンセルは一番避けなければなりませんよね。


予防策としては、NETSEAの「CSV在庫確認」という機能を使います。

あらかじめ扱う商品の商品コードをNETSEA側の「ダイレクト商品ID」と合わせておくと、指定のフォーマットをアップロードすると、在庫状況をダウンロードすることができます。

しかし、これも毎日となると面倒です。
アラート機能があればいいんですけどね。今のところ非対応です。