ヤフーショッピング×NETSEAでCSV発注
CSV発注とは
NETSEAでは、手入力で1件ずつ発注する方法と、CSVデータを渡して一気に発注する方法があります。
NETSEAでは無料で注文データのアップロードサービスを提供しています。
データ生成は決められたフォームのとおりに注文情報を紐づけてCSVファイルを作るだけ。
カンタンです。
CSVというのは Comma Separated Value の頭文字をとったもので、汎用データ形式のことです。
そのまま開くことはできますが、そのまま使えるということではなく使う先に合わせて何かしらの加工する必要があります。
NETSEAの場合も、ヤフーショッピングからダウンロードしてきたCSVファイルをEXCELで加工して、CSVで保存しなおしたものをアップロードして注文します。
手入力注文のデメリット
私は1年ぐらい、1顧客分ずつ注文していましたが間違いがよく起きました。
人間のすることですから、100%完璧はあり得ません。
商品や数量のコピーミスが1%ぐらいは起こりました。
ほかにはマンション名の入れ忘れ、部屋番号の入れ忘れなども起こりがちです。
もちろんサプライヤーもよく間違えます。
しかし、サプライヤーのミスはサプライヤー負担で対応してくれます。
ストアの発注ミスはこちらの損失になりますので、ミスが多ければ多いほど損失も膨らみます。
対象となるストア
・・NETSEAで一定量の仕入れがある月商数万円~200万円程度のストア
あくまで、零細ストア対象の記事です。
NETSEAへの発注がそんなに大量でなく1日20,30件までならCSV発注がおすすめです。
CSV発注の手順
NETSEAのcsv発注用サンプルフォーマットをダウンロードする
アップロードボタンの下あたりに、サンプルのダウンロードボタンがあるので、ここからダウンロードします。
csvformat .csvのファイル名で任意の場所に保存します。
サンプルフォーマットの項目数は19ですが、このうち必須項目は
ダイレクト商品ID
個数
お届先名字
お届先名前
お届先郵便番号1
お届先郵便番号2
お届先住所1:都道府県
お届先住所2:市区町村郡 番地
お届先住所3:ビル・マンション名
お届先電話番号1
お届先電話番号2
お届先電話番号3
の12列となります。
また、『「お届先名字」、「お届先名前」、「お届先郵便番号1」、「お届先郵便番号2」、「お届先住所1」、「お届先住所2」、「お届先住所3」、「お届先電話番号1」、「お届先電話番号2」、「お届先電話番号3」の入力内容が同一の場合に、送付先ごとに注文がグルーピングされます』
とのことですから、これらが同一だと1つの注文にまとめることができます。
ヤフーの注文データをNETSEA用にカスタマイズする
ヤフーショッピング側のデータは、ストアクリエーター→注文管理→注文管理設定→ダウンロード項目設定
から行ないます。
[テンプレート新規作成]から、必要データを左候補から右へ移します。
参考例はこちら
NETSEA用csvデータを生成しアップロードする
ヤフーからNETSEA用の注文データをダウンロードしたら、サンプルフォーマット用に加工します。
読込み自体はすぐできるのですが、以下のような修正が発生します。
1. 「郵便番号」と「電話番号」の”0落ち”を修正
2. 住所データのうち「市町村」と「町名番地」の結合
3. 2行が1行にまとまって生成されたデータの分割
4. NETSEAにはない「お届け希望日時」と「お届け希望時間帯」の転記
5. 発送完了後に送り状番号を逆アップロードするための注文ID+名前の転記
ざっと挙げただけで、これだけの修正または転記が必要です。
3,4件だとついつい「手入力でやっちゃえ」となるの、わかりますよね。
今さらですが、NETSEAのcsv発注は完全自動ではありません。
無料だから仕方ないのでしょうが、決済画面以降は1件ずつ確認しながらの作業になります。
手入力よりは間違いがなく、処理も早いですが、ここでもまた時間を食います。
無料なので仕方がないですね。
提供されているフォーマットもヤフーショッピングに合わせてくれているわけではないので使いづらさは否めません。
できるところまでマクロの記録などを使って自動化し、あとは手作業部分という割り切りが必要になります。
そんな感じで、あまり参考にはならない記事ですが、良ければ使ってみてください。