工場を見極めないとゴミを買う羽目に！

前置きしておきますが、私は決して中国という国をディスってるわけではありません。事実を伝えるだけです。

こないだ、私のストアに「買った商品キャンセルしたい」っていうユーザーがいて、理由を聞いたら「中国製だから」と言われました。


今や中国製じゃないものを見つけることの方が難しくないですか？
3coinもDAISOも9割がた中国製ですよ。

たまに百均のものは一切買わない、って人いますけど、中国はもはや世界の工場と言われています。
パッケージがパナホニャララになっていても中身は中国じゃないですか。

中国の生産力に頼らないとモノが作れないんですよ。
ですが、世界のファクトリー的な本当の工場とそうでない工場が玉石混合しているのは紛れもない事実。

まず、手袋買ったのですが、手袋自体は悪くなく、そこそこでした。
届いた時点で中身が飛び出していて衛生面で問題がありました。
倉庫にネズミやゴキブリがいることを考えるとゾッとしますよね。


日本の輸送の常識で考えるといったいどういう扱いをしたらこうなるのか、というところですが、破損品や古いものや返品されたものを平気で送ってくるなど中国ではごく普通です。

注文数が少ないと、こういうものが届きやすいです。

もちろん間髪を入れず、ラクマートの担当者に写真を送って補償してくださいね、っと穏やかにお願いしてみました。

さあ、なんて言ってきたと思いますか？　これも日本ではありえない応答です。

ラクマートでは出荷前に検品した。問題はなかった。
これは輸送中の事故である。
返金処理はできない。
次回注文時に破損分の箱を送ることはできる。

結局、私は泣き寝入りってことですね。
次回って、こんなゴミ送ってくる会社にもう注文しませんて！

でもね、こんなのは全然序の口、むしろまともな方でした。

問題例：パッケージがバラバラ

手袋よりはマシですが、いかにも在庫から引っ張り出してきた感満載です。
パッケージがどれも微妙に違います。

肝心の中身ですが、破れているとかの問題はありませんでしたが、3色買ってどれも長さが少し違っていました。
パッケージの傷がひどいです。これならないほうがマシ。
あと、中国語が入っていました。

これと同様にモノ自体はさほど悪くなくても、パッケージが違うものがごちゃ混ぜで来るケースが他もありました。

問題例：写真と全然違うものが届く

写真と全然違う、これ別物じゃん？っていうのがザラにあります。


左のを見て、購入したのですが、実物は、素人の工作レベルでした。
買うときは写真で判断しているわけですから、防ぎようがありません。
ちなみに、25元。
実物見てたら100円でも買わない。
アドバイスできるとしたら、装飾品なら最低でも100元以上のを買いましょう。

もちろん売れません。
メルカリでたたき売りでした。

問題例：見た目はまとも、でも売れない

これは梱包は日本レベルで、パッケージも英語なのでこのまま商品として売ったんですが、着用してみるとダメでした。

締め付け感がまったくなく、ずり落ちてきます。こういうのは写真だけじゃわかりません。
梅雨時期に買って、夏に間に合ったのに1個も売れませんでした。


商品画像はPhotoshopでちゃんと作りました。
SEOも意識してあの手この手で商品名変えてみたり、OP料率上げたり、値下げもしました。
最終的に半額まで下げても1個も売れないです。1個もです。

市場が飽和しているアイテムは、検索にすら上がってきませんし、見た目を頑張ったところで先発組に勝てません。

問題例：無包装（工場用）

以前にもあったんですが、無包装のものをかたまりで1パックのパターン。
これどうやって売るの？というやつです。

この袋の中に裸のまま入っているため、袋から出すわけにもいかず、困り果てました。

しかし、何度か中国輸入をしていると、このパターンに出くわします。
こういうのは、販売用ではなくサンプルまたは工場出荷用なんだとようやく最近気づきました。


10以下の小ロットで注文するとよくあるので、代行業者に写真の提供をお願いしてから発注するようにしましょう。

こんなの届いても、パッケージの用意はないしすぐに売ることはできません。

他にもまだまだあるんですが、一縷の望みをかけて販売中なので紹介できません。
中国輸入ではモノを見極める眼力がないと稼ぐことなど不可能、OEMなんてとんでもないと思います。

ゴミを掴まないための予防線

必ず必要なことは「梱包状態の確認」です。

可能なようであれば、発送前の写真を提供してもらいます。

これを確認するだけでもすぐ販売できるのか、袋入れが必要なのかぐらいは判断できます。
もし写真を拒否されたら、購入はやめた方が無難です。

商品ページのクオリティで判断する

1688のサイトで検索すると同じ商品写真がずらーっと並びますよね。

写真パクるのなんてごく当たり前の国なので、似てたらOKぐらいのノリで平気で他社の商品画像を載せています。

でも、実際に送られてくるものは違っていたりします。
写真パクってるんだから、中身が違ってて当たり前です。
何度も騙されました私も。

いい加減、気づけよ・・・・と思うんですが、いまだにひっかかっています。

コツはその商品のソースがどの会社なのか見極めることです

きれいな画像をずらーっと並べているだけで肝心の説明がまったくないページがヤバいです。
慣れないうちはこれにやられるんですよね。

日本語に翻訳して隅々までチェックしてください。

本物は、経営年数が長いとか、リピート率が高いとか、細部の説明まできっちりしています。